北海道産大豆には
「他地域の大豆と比べて甘みが強い」
という特徴があります。
この「甘み」には
実は北海道の気候が大きく関係しています。
植物は「光合成」を行うことで糖を産生し
「呼吸」を行って糖を消費しています。
この「光合成」による糖の産生は昼間、
「呼吸」による糖の消費は一日中行われるのですが、
植物が糖を蓄えるには、糖の収支バランスがプラスになることが必要です。
また、呼吸量は夜の気温に大きく依存するため、気温の低下に伴って呼吸量は低下します。
つまりは下記のようになります。
夜の気温が高い→糖質が少ない作物ができる
夜の気温が低い→糖質が多い作物ができる
北海道の夏は昼に暑くても、夜はひんやりと涼しいです。
そのため、植物は糖分を蓄えやすい傾向にあります。
特に帯広市周辺(=十勝)は
全国的および道内でも晴天率が高く、さらに内陸性の気候で
昼は気温が高くても夜はひんやりとするので
植物が甘くなる傾向が強くなります。
道産大豆をふんだんに使用し、素材の甘味を感じられる当社の豆腐を、ぜひお召し上がりください。
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